2002年開催の持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)、COP、国連淡水年(2003年)等の主要な国際プロセスに準備段階から積極的に参画し、アジア各国の状況を国際政策に反映させることを目指してCOP7「マラケシュ合意」(2001年)、「ヨハネスブルグ宣言」、「ヨハネスブルグ実施計画」(2002年)等の国際合意を踏まえた研究成果を発表した。
兵庫県の支援によるIGES関西研究センターの開設:企業活動への環境視点の組み込みに関する研究を実施
第11回地球温暖化アジア太平洋地域セミナーの開催(北九州)と研究成果発表:COP6再開会合後の対応についての議論に参加
エコアジア2001で設置が承認された「アジア太平洋環境イノベーション戦略プロジェクト(APEIS)」における「革新的戦略オプション研究(RISPO)」のリード機関となる
エコアジア2001で創設が承認された「アジア太平洋環境開発フォーラム(APFED)」の事務局に指定
COP7でサイドイベント「アジアにおける気候政策対話」開催:アジアの視点を国際プロセスにおいて提示
WSSD第4回準備会合(バリ)において「APFEDメッセージ」及びAPEISの実施がWSSDへの約束文書(パートナーシップイニシアティブ)となる
本部建物完成:神奈川県の支援により葉山町にIGES新研究施設が建設され、開設記念式典を開催
第12回地球温暖化アジア太平洋地域セミナーの開催(バンコク)と研究成果発表
WSSDサイドイベントでの研究成果発表:日本政府、国連環境計画(UNEP)、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)と共に4つのイベントを開催
第3回世界水フォーラム(WWF3)での討議セッション開催
国連経済社会理事会(ECOSOC)諮問資格の取得:環境保全等の分野における特別協議資格により、国連NGOとして会合出席・意見提出が可能となる
IGESバンコク事務所の開設:アジア太平洋地域における調査研究の推進と域内の国際機関、研究機関との連携強化のため、アジア工科大学構内にプロジェクト事務所を設置
エコアジア2003の開催・研究成果発表:神奈川県とともに会議運営も担当
国際シンポジウム「21世紀の地球環境戦略~神奈川からの発信~」の開催:水問題についての日本の経験をアジアの水問題解決に活かすための方策を議論
第2期戦略研究の外部評価を実施