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1. はじめに 本中長期戦略(2016年 - 2025年)の目的は以下のとおりである。戦略策定のためのプロセスを下図に示した。 - 第1に、地球環境戦略研究機関(IGES)憲章に掲げられているIGES設置の基本的な考え方に即したビジョンを確認し、IGESのミッションと提供する価値(バリュー・プロポジション)を定義する(セクション2)。 - 第2に、海外やアジア太平洋地域における政策の進展などを考慮し、ミッションの達成により社会変化への貢献を目指す優先研究分野について中長期目標を定める(セクション3)。 - 第3に、中長期戦略目標を達成するための組織的な戦略を定める(セクション4)。 - 第4に、上記戦略実施のために必要な組織運営の方向性を示す(セクション5)。...
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財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、1998年に日本政府と神奈川県の支援により設立され、地球規模、とりわけアジア太平洋地域の持続可能な開発の実現を目指した実践的な戦略研究を行っている。 IGESでは、3年を1期とする戦略研究計画に基づき、具体的な研究課題を設定してチームとして役割を分担しながら共同作業を行うプロジェクト方式によって研究を進めてきた。 本報告書は、第5期戦略研究計画(2010年~ 2012年度)の3年間の研究活動の成果をとりまとめたものである。 第一章 第5期統合的戦略研究の概要 ......................................................................... 1 第二章...
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IGES は、各研究プロジェクトの説明責任を確保し、IGES 全体の事業効果をより高めるためのフィードバックを得るために、各戦略研究計画のフェーズ終了時に外部専門家によるレビューを実施してきた。 今回行ったIGES 外部レビューは、第5 期の研究やオペレーションが、当初の目標と目的をどの程度満たし、重要な政策プロセスにおいてどのような有意義なインパクトを形成したかを検証している。 第5 期で達成された実績と得られた教訓が第6 期(2013 年度-2015 年度)で計画されている研究やオペレーションに適切に組み込まれることも重要で、外部レビューによって第6 期統合的戦略研究の円滑な実施が促進されることが期待されている。 レビューは研究面と運営面の両方を対象としているが...
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本稿は、2013年4月から開始されるIGESの第6期の統合的戦略研究計画の最終版である。IGESは2012年4月より公益財団法人に移行し、新たな評議員会および理事会のもとで重要事項を定め、運営していくこととなった。第6期の統合的戦略研究計画は、この新たな体制のもと議論を深めてきたところであり、2013年1月29日のIGESの理事会で討議し、同2月12日に評議員会で承認されたものである。IGESは、その憲章のミッションを達成すべく、新しい体制の下で、今まで以上に効果的かつ効率的な運営に努めていく必要がある。本計画は、そのことを明確にするために作成されたものである。 第6期におけるIGESの研究領域を、持続可能な開発に関する3つの柱、すなわち「環境」、「経済」及び「社会」により整理する 。...
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<目次> はじめに 第1章:第4期戦略研究の概要 第2章:研究報告  気候政策プロジェクト  市場メカニズムプロジェクト  バイオ燃料プロジェクト  森林保全プロジェクト  淡水プロジェクト  廃棄物・資源プロジェクト  ビジネスと環境プロジェクト  能力開発と教育プロジェクト 第3章:プログラム・マネージメント・オフィス(PMO)の報告  プログラム・マネージメント・オフィス  経済分析チーム  政策ガバナンスチーム  北九州事務所  バンコク事務所 Remarks: English version: http://pub.iges.or.jp/modules/envirolib/view.php?docid=2822
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IGESは、3年毎に研究計画を立て、実践的な成果を目指した研究活動を行っています。2010年4月より、第5期統合的戦略研究(2010年4月~2013年3月)を開始し、研究プロジェクト間の調整や国際的及びアジア太平洋地域のさまざまな政策イニシアティブと連携しながら、分野横断的研究を行うプログラム・マネージメント・オフィス(PMO)の下で、多様な分野の研究分野に取り組みます。 Remarks: English version: http://pub.iges.or.jp/modules/envirolib/view.php?docid=2848
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財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、1998年に日本政府と神奈川県の支援により設立され、地球規模、とりわけアジア太平洋地域の持続可能な開発の実現を目指した実践的な戦略研究を行っています。IGESでは、3年を1期とする戦略研究計画に基づき、具体的な研究課題を設定してチームとして役割を分担しながら共同作業を行うプロジェクト方式によって研究を進めてきました。本報告書は、第3期戦略研究計画(2004 年度〜2006年度)の3年間の研究活動の成果を取りまとめたものです。 Remarks: http://enviroscope.iges.or.jp/modules/envirolib/view.php?docid=1525
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2006年2月に開かれたIGES理事会は、「2007年度以降のIGES研究戦略の基本的枠組」を承認した。この文書は、前日の非公式会合に提出された「2007年度以降のIGES研究戦略」に盛り込まれている主要なポイントをまとめたものであり、とりわけ、IGES統合的戦略研究計画(ISRP)を、特に第4期について策定するために「プログラム・マネージメント・オフィス(PMO)」の速やかな設立が提案された。 2006年4月1日にPMOが設立され、ISRPの策定に向けた活動が始まった。4月から6月にかけて、定例会合、合宿、IGES全体会合を開催し、第4期の研究課題に関する考えを全てのIGES職員から募集した。プログラム・マネージング・ダイレクター(PMD)は、定期的にプロジェクトリーダー会議(PL会議...
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第2期戦略研究(2001年4月~2004年3月)において、IGESは以下のプロジェクトおよびプログラムによる研究活動を行いました。 気候政策プロジェクト http://enviroscope.iges.or.jp/modules/envirolib/view.php?docid=2469 都市環境管理プロジェクト http://enviroscope.iges.or.jp/modules/envirolib/view.php?docid=2470 森林保全プロジェクト http://enviroscope.iges.or.jp/modules/envirolib/view.php?docid=2471 環境教育プロジェクト http://enviroscope.iges.or.jp...
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気候政策プロジェクトの第2期の研究は、国際的枠組みあるいは域内・国内の気候政策をめぐって、さまざまな意見の不一致、そして時には対立が起きる中で行われた。こうした情勢は、本プロジェクトの研究のあり方や焦点に影響を及ぼしており、今後もその影響は続くと考えられる。第1に、気候問題には科学的、政治的、経済的にかなり不確実な要素が伴うが、気候変動を緩和するためには、早急にグローバルな行動をとることが不可欠であるというコンセンサスが広まっている。主として排出量取引やクリーン開発メカニズム(CDM)といった京都メカニズムの制度設計に焦点を置いた第1期研究の実績及びアジア太平洋地域全体の政策立案者や研究者との集中討議に基づき、同プロジェクトは、第2期には研究の方向性の見直しを行い、3つの主要なサブテーマ...