平成30年度我が国循環産業海外展開事業化促進業務「インドネシア共和国バリクパパン市における国営肥料会社と連携した堆肥化事業」報告書

Commissioned Report

本事業は、株式会社西原商事がインドネシア共和国スラバヤ市において実践し蓄積してきたリサイクル型中間処理施設及びコンポストセンターの設置・運営ノウハウを活用し、国営肥料会社(PT Pupuk Indonesia: PI)との長期契約を基に現地法人を設立して、バリクパパン市の最終処分場(TPA Manggar)内の20,000 m2の敷地において堆肥工場(処理能力:100トン/日程度の混合ゴミを想定)を建設し、市内の有機系廃棄物から堆肥を生産してPIの有機肥料製品として販売する事業について、実現可能性を調査・検討したものである。
この事業モデルの確立により、バリクパパン市が抱える廃棄物管理課題の解決、市の美化・緑化の推進、循環型都市形成の推進、雇用の創出等に資することも期待している。また、バリクパパン市での事業が軌道に乗った後は、PIと連携して、他のインドネシアの自治体へ同様な事業モデルの横展開を行うことにより、PIが目指しているインドネシア全土における有機堆肥の増産と、それによる農地の土壌劣化の防止、並びに、健全な農業生産の推進等に資することも視野に入れている。
上記目的を実現させるために、バリクパパン市を中心に、現地調査を平成30年11月・12月、平成31年1月の計3回実施した。そして、①堆肥の原料調査、②サンプル堆肥の試作と性状分析、③現地関係者との事業に関する共通理解の構築、④市営コンポストセンターの堆肥化能力の構築支援を行い、それらを基に、⑤事業展開計画案の作成、⑥事業の実現可能性評価を行った。

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