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2019年8月23日発行
 
 
ひまわり
お知らせ
国家レベルの枠組みに準じた中小企業のSDGs進捗レビューを支援
~国連ハイレベル政治フォーラムで発表~
7月17日、ニューヨークで開催された国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)のサイドイベントで、IGESが株式会社太陽住建とともに作成した「太陽住建SDGsレポート2019」が発表されました。太陽住建は、本業を通じた障がい者就労支援や空き家活用のほか、地元・横浜市の地球温暖化対策実行計画に紐づいた目標設定を行うなど、小規模ながらSDGs先進企業として注目されています。本レポートは、国連レビュープロセスである「自発的国家レビュー(VNR)」やそれに準じた「自発的自治体レビュー(VLR)」と同等の枠組みで個別企業のSDGsへの取り組みを評価することで、国-自治体-企業の連携や相互補完のあり方を検討する新たな試みです。

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「森林に関するニューヨーク宣言アセスメントパートナーズ」に参加、協力協定を締結
IGESは、7月8日、「森林に関するニューヨーク宣言(The New York Declaration on Forests: NYDF)アセスメントパートナーズ」に参加し、IGESが蓄積してきた知見をもとに、 宣言の進捗の評価に貢献する協力協定を締結しました。NYDFアセスメントパートナーズとは、 2014年9月の国連気候サミットにおいて採択された「森林に関するニューヨーク宣言」の、 署名国や企業の宣言の達成に向けた取り組みを支援するために、国際的なNGOや研究機関が 結成したネットワークです。IGESはアジアの研究機関として初めて参加することになりました。

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セミナー「気候変動適応セミナー」(10月15日@小田原)
地球温暖化の進行により、将来、気温上昇 や大雨の頻度増加といった気候変動のリスクが高まるおそれがあります。こうした状況に いち早く備えて「適応」していくことで、企業活動の信頼性が高まり、競争力拡大にも つながります。神奈川県と共催となる本セミナーでは「気候変動適応」とは何かを知ることを通じて、企業活動と気候変動への「適応」との関係を考えます。

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「ISAP2019」へ 多数のご参加ありがとうございました。当日の発表資料を公開しています
11回目の開催となった今年の「ISAP2019:持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム」は、延べ1,000名を超える方々にご参加いただきました。 「包摂的な転換(トランジション): 地域循環共生圏の実現に向けたマルチステーク ホルダーの協力」をテーマに、国内外から様々な関係者をお招きし、取り組みの課題や今後 の方策について議論を行いました。当日の発表資料は、各セッションのページをご覧ください。

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活動報告「シリーズ:脱炭素化社会構築に向けた挑戦
第三回報告会『中国・インドのエネルギー転換の現状と課題』」
7月4日に「シリーズ:脱炭素化社会構築に向けた挑戦 第三回報告会『中国・インドの エネルギー転換の現状と課題』」を開催しました。本報告会では、昨今、再生可能エネ ルギーの導入が劇的に増える一方で、中長期的にみると様々な課題を抱えている中国と インドにおける脱炭素社会構築に向けたエネルギー転換の現状や、中国における電力部門 などを対象とする全国炭素排出量取引制度の進捗状況と課題について発表を行いました。

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新刊出版物
Achievements, challenges and ways forward for the Satoyama Development Mechanism: A self-assessment by the SDM Secretariat テクニカルレポート
「Achievements, Challenges and Ways Forward for the Satoyama Development Mechanism: A Self-assessment by the SDM Secretariat」(英語のみ)


本レポートでは、SATOYAMA保全支援メカニズム(SDM)の支援を受けた世界各地のプロジェクトによる、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)戦略目標、生物多様性愛知目標、SDGsへの貢献と、それらのプロジェクトが根本的な変化をもたらす可能性について分析しました。そして、その結果をもとにランドスケープアプローチの可能性について具体的な提言をしています。

日本におけるグリーンボンドの継続的発行の現状とその課題 -発行体へのアンケート調査の結果を踏まえて- ワーキングペーパー
「日本におけるグリーンボンドの継続的発行の現状とその課題 -発行体へのアンケート調査の結果を踏まえて-」


本ペーパーでは、グリーンファイナンスのなかで近年その市場規模が拡大しつつある グリーンボンドに着目し、日本におけるグリーンボンド市場をさらに拡大していくための 政策提言を検討するために調査を行いました。過去にグリーンボンドを起債した企業を 対象に、発行体がグリーンボンドを戦略的な資金調達手段として位置付け、継続的に グリーンボンドを発行していくためにはどのような課題があり、どのような制度的対応が 必要となるのかについて検討しています。

注目の出版物
Our Actions for a Resource-efficient Future: Following up G7 Progress on Toyama Framework on Material Cycles and 5-year Bologna Roadmap ポリシーレポート
「Our Actions for a Resource-efficient Future: Following up G7 Progress on Toyama Framework on Material Cycles and 5-year Bologna Roadmap」(英語のみ)


「資源効率性のためのG7アライアンス」フォーラムでは、先のG7環境大臣会合で採択され た富山物質循環フレームワークならびにボローニャ・5ケ年ロードマップを踏まえ、参加 各国が資源効率性改善に向けた具体的なアクションを推進しています。IGESは、5月にフ ランス・メッスで開催されたG7環境大臣会合に際し、日本政府のイニシアティブのもと、 参加各国の取り組みをフォローアップする統合報告書を作成しました。

採用情報
採用情報 ビジネスタスクフォース
企業ネットワーク運営担当者または企業における再生可能 エネルギー導入の推進担当者 1名(9月8日締切)

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