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2019年7月4日発行
 
 
第11回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP2019)参加登録受付中!
「ISAP2019:持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム」(7月30日・31日@横浜 パシフィコ横浜)開催
持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(International Forum for Sustainable Asia and the Pacific: ISAP) は、第一線で活躍する専門家、国際機関、政府、企業、NGO関係者が集い、アジア太平洋の持続可能な開発に関する多様な議論を行う場です。IGESと国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の主催により7月30日・31日に開催されます。今年はテーマを「包摂的な転換(トランジション):地域循環共生圏の実現に向けたマルチステークホルダーの協力」とし、持続可能な社会の実現に必要な包摂的な転換(トランジション)について、具体的な行動と科学的なアプローチの両面から議論します。

<主なセッションタイトル>
・アジア太平洋地域におけるSDGsの進捗状況
・SDGsサミットおよびその先に向けて: アジア太平洋地域のイニシアティブ
・消費と生産に変化を引き起こす消費者の役割
・アジアにおける気候変動とSDGsの統合
・気候変動に対する協働行動、他
ISAP2019 詳細・参加申込はこちら:
https://isap.iges.or.jp/2019/jp/

お知らせ
主要な国際プロセスに関するポータルサイト「持続可能な未来展望 地球環境課題の国際動向 - IGES Sustainable Future Outlook -」公開
気候変動やSDGs等の主要な環境課題に関する国際プロセス・国際会議を特集したポータルサイトを公開しました。各特集ページでは、幅広い分野を横断的に研究するIGESならではの視点から解説記事、分析、関連出版物やリンク集などを掲載していきます。

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活動報告「シリーズ:脱炭素化社会構築に向けた挑戦 第二回報告会『日本の長期戦略を考える』」
5月27日に開催された本報告会 では、「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略 」について、そのポイント解説とIGESからの提言を紹介し、長期戦略の実現に向けて日本が行動を促進・強化していくために何をすべきかが議論されました。各発表資料は以下のリンクからご覧いただけます。

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活動報告「Innovate4Climate」
6月4日~7日にシンガポールで開催された「Innovate4Climate(イノベート・フォー・クライメート)」に参加しました。本イベントは世界銀行が主催する国際会議・展示会で、気候資金、投資、市場メカニズムを中心に、気候変動対策について議論し、ネットワークを広げる場です。IGESもブース出展を行ったほか、ワークショップやサイトイベントなどに登壇し、二国間クレジット制度(JCM)に関する情報発信を行いました。

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活動報告「モンゴルにおける低炭素技術の普及のためのJCMワークショップ」
5月23日、モンゴル・ウランバートル市で開催された「International New Energy Summit(国際新エネルギーサミット)」に参加しました。IGESはサイドイベントなどを通じて、二国間クレジット制度(JCM)プロジェクトの紹介やその貢献について発表を行い、参加者と議論を深めました。

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活動報告「横須賀市立公郷中学校 総合体験学習『横須賀再発見』」
5月31日に横須賀市立公郷中学校の2年生14名(教諭2名)が、「横須賀再発見」をテーマとした“生活を司る事業所の訪問”でIGESを訪れ、体験学習を行いました。スペイン出身の研究員との交流では、研究内容だけでなく日本の印象や研究の楽しさ、難しさなどについてたくさんの質問が飛び交いました。

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新刊出版物
Our Actions for a Resource-efficient Future: Following up G7 Progress on Toyama Framework on Material Cycles and 5-year Bologna Roadmap ポリシーレポート
「Our Actions for a Resource-efficient Future: Following up G7 Progress on Toyama Framework on Material Cycles and 5-year Bologna Roadmap」(英語のみ)


「資源効率性のためのG7アライアンス」フォーラムでは、先のG7環境大臣会合で採択された富山物質循環フレームワークならびにボローニャ・5ケ年ロードマップを踏まえ、参加各国が資源効率性改善に向けた具体的なアクションを推進しています。IGESは、2019年5月にフランス・メッスで開催されたG7環境大臣会合に際し、日本政府のイニシアティブのもと、参加各国の取り組みをフォローアップする統合報告書を作成しました。

Socio-Ecological Production Landscapes and Seascapes as Regional/Local Circulating and Ecological Spheres イシューブリーフ
「Socio-Ecological Production Landscapes and Seascapes as Regional/Local Circulating and Ecological Spheres」(英語のみ)


社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(Socio-Ecological Production Landscapes and Seascapes -SEPLS)は、生物多様性の保全と気候変動に関する国際目標に貢献するとともに、地域の人々の安全保障と人間の福利においても重要な役割をもっています。本稿は、地域循環共生圏という新たな概念に沿って、いかにSEPLSの保全や再生の取り組みが推進できるかについて論じています。

Ecosystem-based Approaches in G20 Countries: Current Status and Priority Actions for Scaling Up ディスカッションペーパー
「Ecosystem-based Approaches in G20 Countries: Current Status and Priority Actions for Scaling Up」(英語のみ)


生態系を基盤とするアプローチは、気候変動への適応や防災などに関するさまざまな国際プロセスで注目を集めています。本稿は、G20参加国における生態系を基盤とした適応策(EbA)や防災・減災(Eco-DRR)の現状と課題、生物多様性保全に向けた取り組みとのつながり、今後拡大していくために優先的に求められるアクションなどについてまとめています。

Society and Lifestyles in 2050: Insights from a Global Survey of Experts ディスカッションペーパー
「Society and Lifestyles in 2050: Insights from a Global Survey of Experts」(英語のみ)


本ペーパーは、IGESが国連環境計画(UNEP)と共同で実施した持続可能な未来に向けた変化に関するアンケート調査結果をまとめたものです。予測される社会の変化を踏まえ、身の回りの日常のライフスタイル(食、製品、モビリティ、住居、仕事、教育、レジャー、健康、社会的つながり)に焦点を当て、世界の未来研究の専門家からの回答をもとに、持続可能な未来に向けた変化の可能性を明らかにしています。

「SDGs満3年、世界の現状と見通し」 コメンタリー
「SDGs満3年、世界の現状と見通し」


2015年に「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」が採択されましたが、現状のペースでは2030年の目標達成には不十分というのが、国連を含む大多数の関係者の一致した見方です。本稿では、国際社会の取り組み姿勢はこの3年強の間、総じて積極的なものであったと評価し、目標達成に向けて大きく進展する可能性は十分にあるとした上で、今後ペースを上げていくにはどのような課題があり、行方を左右する要因が何かについて検討を行います。

注目の出版物
Asia-Pacific Landscape Transformations: Solutions for Sustainability レポート
「Asia-Pacific Landscape Transformations: Solutions for Sustainability」(英語のみ)


本稿は、アジア太平洋地域全体で見られる土地利用の急激で著しい変化とその影響を明らかにするとともに、政策やその意思決定において欠如している、持続可能な土地利用に対する適切なビジョンとは何かを示し、さらにはそうしたビジョンの実現に役立つ統合的アプローチを提案するものです。

採用情報
採用情報 持続可能な消費と生産領域
プログラムマネージャー 1名(7月7日締切)

関西研究センター
プログラムマネージャー 1名(7月15日締切)

戦略マネージメントオフィス
ナレッジ・コミュニケーション部門 気候変動とエネルギーに関するコミュニケーション・オフィサー 1名(7月28日締切)

気候変動とエネルギー領域
マネージャー及び研究員 数名(8月4日締切)

皆さんのご応募をお待ちしております!

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