2019年3月にタイ・バンコクで開催された「持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)」は、7月の「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム(HLPF)」に向けて、アジア太平洋地域のSDGsの取り組み状況を把握することを目的に行われました。APFSD 2019に参加したIGES研究員による会議の成果を総括したレポートや、SDGsの達成状況を共有するための自発的自治体レビュー(VLR)に関するブリーフィングノートを公開しました。
レポート「Asia-Pacific Forum on Sustainable Development: Developing into a Useful Multi-stakeholder Platform for Experience Sharing and Networking」(英語のみ)
https://www.iges.or.jp/jp/sdgs/apfsd/report-20190523.html
ブリーフィングノート「地域と国や世界を包摂的な形で繋ぐ、制度設計上のイノベーション:自発的自治体レビュー(VLR)」
https://www.iges.or.jp/jp/sdgs/apfsd/briefing-note-vlr.html
ワーキングペーパー 「欧州連合域内排出量取引制度の解説」
2005年に欧州で導入されたキャップ&トレード型の欧州連合域内排出量取引制度(EU-ETS: European Union Emissions Trading System)は、世界の気候変動施策を先取りしたものとして、追随して行われている他の国内排出量取引制度のモデルにもなっています。本ワーキングペーパーではEU-ETSの制度内容とその変遷について詳細に分析・説明しています。