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2019年4月10日発行
 
 
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お知らせ
G20に向けて:サイエンス20(S20)公開シンポジウムと共同声明の採択
G20サミットに対して科学的な提言を行うための各国科学アカデミーによる会議であるサイエンス20(S20)が、IGESの武内和彦理事長が副会長を務める日本学術会議の主催により行われました。3月6日、S20は公開シンポジウムを開催し、共同声明「海洋生態系への脅威と海洋環境の保全:特に気候変動と海洋プラスチックごみについて」を採択。シンポジウムには、IGESから持続可能な消費と生産領域の堀田康彦上席研究員が登壇し、特に途上国での循環経済構築の必要性についてインプットを行いました。

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第4回国連環境総会(UNEA4)特集ページ公開
3月11日から15日にかけて、ケニア・ナイロビで開催された第4回国連環境総会(UNEA4)に関する特集ページを公開しました。IGESも現地に研究員を派遣し、交渉やサイドイベントに参加しました。そこで得られた知見とこれまでの研究活動をもとに、日本ならびにアジアの観点から、持続可能な消費と生産やプラスチックごみ、大気汚染などの重要トピックについての解説記事を公開しました。

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持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD) 2019特集ページ公開
3月27日から29日にタイ・バンコクで「持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD) 2019」が開催されました。APFSDは7月に開催される「ハイレベル政治フォーラム(HLPF)2019」の重要な準備会合の1つで、IGESからも研究員が参加し、サイドイベントを開催するなど様々な形で貢献しました。本特集ページでは、現地の様子や解説記事、関連出版物などを随時公開していきます。

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世界初のVoluntary Local Reviews(VLR)特化型情報プラットフォームを開設 ~自治体主導のSDGs目標達成と「誰も取り残さない」世界の実現を支援~
SDGs達成に向けて自治体によるボトムアップ型のアプローチの必要性が認識される中、自治体が自主的に取り組みをレビューし比較可能な形でレポートを公表するVoluntary Local Reviews (VLR)が世界的に注目を集めています。IGESは3月25日、世界で初めてVLRに特化した情報プラットフォームを開設しました。

プレスリリース
VLRプラットフォーム(英語)

「神奈川県中小企業によるSDGs活用事例集」特集ページ公開
IGESは神奈川県の委託を受け、神奈川県中小企業団体中央会の協力のもと、「事例から学ぶ中小企業のためのかながわSDGsガイドブック」を作成しました。本特集ページは同ガイドブックのウェブ版として、神奈川県下の中小企業のSDGsに関連する取り組みを紹介しています。

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活動報告「シリーズ:脱炭素化社会構築に向けた挑戦 - 第一回報告会 パリ・ルールブック:読み解き解説」
本報告会では、昨年12月に開催された国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(UNFCCC COP24)において採択されたパリルールブック(パリ協定実施指針)について、特に「緩和と市場メカニズム」、「資金」、「透明性」、「グローバルストックテイク」を中心に、そのポイントを解説しました。

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活動報告「二国間クレジット制度(JCM)セミナー -パリ協定の下でのJCMの実施とNDCへの貢献-」
環境省並びにJCMパートナー国からの担当官(メキシコ・チリ・モルディブ・タイ・モンゴル・インドネシア)の参加を得て、国際的な市場メカニズムに関する最新の動向を踏まえつつ、低炭素型インフラ技術のさらなる海外展開促進に関するJCMの進捗状況、JCMを含めた気候変動緩和の取り組み、それらによって各国がいかにNDCを実施し強化するか等について、発表及びパネルディスカッションを行いました。

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活動報告「国際ワークショップ アジア諸国は大気汚染と気候変動にどのように対処できるのか? 影響の評価から対策の実施へ」
大気汚染管理と気候変動対策に関する研究において、2つの取り組みを統合的に進めることによる相乗効果が期待されています。本ワークショップでは国際的に著名な研究者が最新の研究知見を紹介するとともに、日本、中国、韓国における政策実施の事例を交え、研究知見をどのように対策の実施につなげていけるのかについて議論を深めました。

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これからのイベント
「IPCC第49回総会京都市開催記念シンポジウム 脱炭素社会の実現に向けて~世界の動向と京都の挑戦~」(5月11日@京都 国立京都国際会館)
京都市、環境省などと共催で「IPCC第49回総会京都市開催記念シンポジウム 脱炭素社会の実現に向けて~世界の動向と京都の挑戦~」を開催します。気候変動問題に対する関心や環境にやさしい取り組みの実践に対する意識をより一層高めていくため、昨年秋に公表されたIPCC1.5℃特別報告書とそれを巡る日本と世界の状況について議論し、京都市が目指す温室効果ガス排出ゼロに向けた取り組みについて考えます。

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新刊出版物
「欧州連合域内排出量取引制度の解説」 ワーキングペーパー
「欧州連合域内排出量取引制度の解説」


2005年に欧州で導入されたキャップ&トレード型の欧州連合域内排出量取引制度(EU-ETS: European Union Emissions Trading System)は、世界の気候変動施策を先取りしたものとして、追随して行われている他の国内排出量取引制度のモデルにもなっています。 本ワーキングペーパーではEU-ETSの制度内容とその変遷について詳細に分析・説明しています。

注目の出版物
「プラスチックごみ問題の行方:中国輸入規制の影響と今後の見通し」 ポリシーブリーフ
「プラスチックごみ問題の行方:中国輸入規制の影響と今後の見通し」


近年、国際的な関心事となっているプラスチックごみ問題。本ポリシーブリーフでは、2017年以降に急激に変化している廃プラスチックの国際的なマテリアルリサイクルルートの動向や課題を整理し、今後想定される展開について考察を行うとともに、安定的な廃プラスチックのマテリアルリサイクル確保に向けた政策提言を行っています。

採用情報
採用情報 気候変動とビジネス
企業ネットワーク運営担当 1名 ※未経験者歓迎(4月14日締切)

自然資源・生態系サービス領域
プロフェッショナルスタッフ 1名(4月14日締切)

戦略マネージメントオフィス
ナレッジ・コミュニケーション部門 気候変動とエネルギーに関する戦略コミュニケーション・オフィサー 1名(4月14日締切)

ファイナンスタスクフォース
持続可能なファイナンス分野のグリーン金融担当 1名(4月21日締切)

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