E-newsletter (日本語版) | 2016年3月7日


	IGESの研究活動報告やイベント情報をお届けします。


	2016年3月7日発行

IGES E-Newsletter


IGES Climate
	ワーキングペーパー「電力部門における温暖化対策の現状と課題：石炭火力及びガス火力発電に対するポリシーミックスの実効性に関する考察」 2016年2月、日本の温室効果ガス排出量の約4割を占める電力部門における排出削減の取り組みが明らかになりました。本ペーパーでは、これまでに至る経緯を概観した後、自主的枠組みと制度的仕組みを紹介し、電力部門の低炭素化に向けた中長期的な観点からの課題及び石炭火力・ガス火力発電新設に伴う様々なリスクについてまとめています。

	ワーキングペーパー「追加性が懸念されるCDMプロジェクトからのクレジット量の算定」クリーン開発メカニズム（CDM）の追加性は、地球規模での温室効果ガス削減を確実に実行するための極めて重要な概念です。本ペーパーでは、CDM の追加性について既存の文献レビューを行うとともに、追加性に懸念のある発行済みクレジット量の定量的な評価を通じて、今後のCDM利用のあり方について提言を示しています。

	IGES気候変動とエネルギー領域ニュースレター「クライメート・エッジ」Vol.24 パリ協定と関連するCOP21決定が採択されたことを受け、COP21成果の評価および今後の方向性、政府・企業・研究者等が取り組むべき課題をまとめています。


IGES SDGs
	「SDGコンパス：SDGsの企業行動指針－SDGsを企業はどう活用するか－」 2015年9月の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、新たに17の目標と169のターゲットから構成される持続可能な開発目標（SDGs）が定められました。本レポートは、SDGsが企業に与える影響を解説し、持続可能性を企業戦略の中心に据えるためのツールと知識を提供しています。（グローバル・レポーティング・イニシアティブ（GRI）／国連グローバル・コンパクト／持続可能な発展のための世界経済人会議（WBCSD）発行による英語版をグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン及びIGESが和訳したものです。）


Announcement
IGESインターンの募集
IGESでは大学院生または社会人を対象にインターンを募集しています。研修期間：2016年5月～2017年3月の期間中の2ヶ月以上3ヶ月以内（実際の研修期間は協議により決定）応募締切：2016年3月31日詳細はこちら

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